会長挨拶

会長あいさつ


熊谷市医師会のホームページへお越しくださいまして有り難うございます。

熊谷市医師会の執行部は令和4年6月に新しい顔ぶれになりましたが、医師会としての活動は、これまで通り滞りなく続けて参る所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

熊谷市医師会では、「医療を通じて地域社会に貢献する」「公正な医療の提供を目指す」「学術団体として、会員の医療の質の向上をはかる」という3つの基本理念を掲げ、市民の皆様の健康を守ることを第一に考え、熊谷市と協力し各種事業を展開しておりますが、現在、令和2年1月から発生した新型コロナウイルス感染症の世界的流行が続き、市民の皆様の健康にも甚大な危害を加えております。疑わしい症状で困った時に受診していただく発熱外来を備えている医療機関(診療・検査医療機関)は市内に57医療機関あります。また、ワクチン接種も集団接種・個別接種とも市に全面的に協力して行っています。どうか市民の皆様にはこの新興感染症に負けることなく、日々をお過ごし下さい。

ここで、常日頃から行っている主な事業について説明いたします。

  1. 乳幼児から小児期では、各種予防接種・乳幼児健康診査、児童生徒には、内科・耳鼻科・眼科の検診に加え心臓検診・小児生活習慣病検診・受動喫煙検診も行っています。それらをしっかり実践するために、幼稚園・保育園への園医の派遣、小中学校への学校医の派遣をしています。
  2. 成人期には、特定健診・各種がん検診・骨粗鬆症検診・もの忘れ検診・高齢者等インフルエンザ予防接種・高齢者等肺炎球菌予防接種を行っています。
  3. 年中無休の夜間急患診療所、日曜・祝日には昼の時間帯に休日急患診療所に執務し、診察をしています。
  4. 毎年秋には、会員手作りの「市民健康フォーラム」を開催し、市民の方への健康についての啓発活動として、各種講演や健康相談を行っています。
  5. 医師会付属の看護専門学校を運営し、看護師・准看護師の養成に力を注いでおります。現在も地域医療を担う人材育成としてのニーズは高いのですが、少子化に伴い入学者が減少し、財政的に看護学校の存続が危惧されます。今後の検討課題です。
  6. 高齢化に伴い、在宅医療・介護が重要視されている現在、多職種の連携とそれに要する人材育成・医師のスキルアップの向上を目指し、各種研修会やSNSなどを用いた情報共有の仕組みを構築中です。
  7. 近年、豪雨・地震など自然災害の発生が不安視されております。そのような災害時の医療体制の準備を続けております。

これからも市民の皆様の健康を守り、信頼される医師会を目指し、日夜努力してまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。

熊谷市医師会 会長 小林 敏宏

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